老化の原因になる!?NGな朝の7つの習慣
NGな朝の習慣
NG習慣1・激しい運動
●起床直後の激しい運動は怪我するリスクが高い
朝というのは交感神経が非常に高い時間帯の為に血管が収縮していたり、うっ血しやすい状態になっている事が多いために、筋肉が硬くなり、結果身体がかたい・・・という状態になっています。そのために怪我が起こりやすい状態にあります。血管の働きが鈍っているため心臓にも負担がかかりやすい状態でもあります。そんな状態で激しいをすれば心出血や脳出血などのリスクが高まってしまいます。
朝の運動はウォーキングやストレッチなどの軽い運動にとどめておきましょう。軽い運動をすることで体をほぐす・温める程度にしておきましょう。
●人の体は自動車と似ている部分がある
自動車も長時間休ませたあとはエンジンをかけたあと、しばらく放置してエンジンを温めますよね。人の体もそれといっしょです。長時間休めたあとは体を温めることが必要です。そうしないと自動車と同じように故障してしまう場合があるからです。故障率と高めないために体を温める・ほぐすという習慣を身につけましょう。
●がっつり寝たあとの激しい運動はNG
朝、起床したあとだけではなく、がっつり睡眠をとったあとは肉体が怪我をしやすい状態となっています。なのでがっつり寝たあとに激しい運動をするのはやめましょう。
激しい運動をしたいのなら、昼や夕方など脳も体もしっかりと目覚めているときに行いましょう。
●起床直後の激しい運動は強いストレスを感じやすい
起床直後は体も脳も目覚めていないため通常時よりストレスを感じやすい状態になっています。そんな状態で激しい運動をすれば通常時より強いストレスを感じてしまいます。そんな強いストレスを感じる起床直後の運動を続ければストレスが通常時より多い量のストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まると活性酸素が増えてしまいます。
ストレスが溜まると活性酸素が増える原因は以下の通りです。
●原因1、ストレスを受けると、ストレスに対抗する「副腎皮質ホルモン」が分泌される。この分泌と分解の過程で、活性酸素が発生する。
●原因2、ストレスは、「抗酸化ビタミン」ともいわれるビタミンCを大量に消費する。ビタミンCの量が減れば激しい運動によって生じた活性酸素を処理する能力が低下する。そのため体内の活性酸素量が通常時より増えてしまう。
●原因3、激しい運動などによって緊張が続くと血管が収縮し、一時的に血流が阻害される。その後、血管が拡張したときに、血液が勢いよく流れると、大量の活性酸素が発生する。
●原因4、ストレスがあると高血糖になりやすい。この状態も、活性酸素が増える一因。
以上のような原因で激しい運動のあとは活性酸素の量が増えてしまいます。
活性酸素は病気や老化の原因となると言われています。起床直後の運動はその活性酸素の量を増やしてしまいます。活性酸素量を増やさないためにも起床直後の激しい運動はやめましょう。
●手軽に出来る抗酸化作用アップ法
よく噛めば唾液の抗酸化パワーがアップするそうです。
「魚のコゲを食べるとガンになる」と、耳にしたことがありませんか? これは、魚や肉のコゲに、活性酸素を発生させる成分が含まれているためです。しかし、よく噛むことで、コゲによる活性酸素の発生は抑えられます。なぜなら、唾液の中には、「ペルオキシダーゼ」という酵素が含まれており、活性酸素を撃退してくれるからです。
食べ物をよくかまないと、食べ物が唾液と十分混ざり合わないまま、食道へと流れ込んでしまうため抗酸化作用が低下してしまいます。抗酸化作用をアップさせるために食べ物はよく噛んでから飲み込みましょう。
NG習慣2、朝食を抜く
●しっかりと睡眠をとったあとの体は飢餓状態
夕食をとったあと、何も食べずに睡眠をとり、朝までがっつり眠ると、だいたい10時間ぐら食事を摂らない状態が続きます。それだけの時間、食事を摂らなければ、体は飢餓状態になります。
そんな飢餓状態で活動をすれば、通常時より強いストレスを感じてしまいます。強いストレスを感じないようにするためにも食事はしっかりと摂りましょう。
●朝食を食べないとセロトニン不足になってしまう
肉類、魚介類、牛乳・乳製品、大豆食品などには、タンパク質が含まれています。タンパク質は美しい肌や髪を作る原料ですが、同時にこれらのタンパク質を構成する必須アミノ酸「トリプトファン」は、心の健康を支えるホルモンであるセロトニンの原料になります。
セロトニンは心のバランスを整えるに必要な脳内物質です。この物質量が低下すると心のバランスが崩れ、怒りっぽくなったり、意欲が湧かなったり、憂鬱になったりする時間が多くなってしまいます。最近ではセロトニンの減少がうつ病の原因だとも言われています。
セロトニン不足によって心のバランスが崩れるとストレスに対する抵抗力が弱まってしまいます。そうなるとストレスが溜まりやすい状態になってしまいます。ストレスの溜まりやすい状態は活性酸素が増えるリスクを高めてしまいます。
そうならないためにも朝食は栄養のある食べ物をしっかり食べましょう。
NG習慣3、朝からがっつり炭水化物(糖分)を摂る
空腹状態で炭水化物を食べると血糖値が急激に上下してしまい、しばらくは目が覚めた気がしても後で体がだるくなってしまいます。血糖値が急激な上下は体に負担がかかります。体がだるくなった状態で通勤・通学するのも体に負担がかかります。
なので、朝の炭水化物の量は控えめにしましょう。味噌汁、野菜、魚類などの食物を多く摂るのがおすすめです。
●まったく炭水化物を取らないのも良くない
たくさん寝たあとは飢餓状態です。飢餓状態だということは体内の糖分量も不足している状態だということです。体内の糖分量が不足すると脳の活動力が低下してしまいます。つまり飢餓状態だと脳の活動力がひどく低下しているということになるのです。
こんな状態で仕事や運動をすれば通常時よりも強いストレスに苛まれることになります。なので適度な量の炭水化物を取ることは必須です。
●炭水化物と言えば「お米」
お米は粒なので、パンや麺よりも噛む回数は自然と多くなります。噛むという行為にはさまざまなメリットがあります。ひとつは食べすぎ防止。噛む回数が増えることにより少量でも満足できるため食べすぎを予防できます。さらに噛むことによって唾液量が増えるため「ペルオキシダーゼ」という酵素量も増えるというメリットがあります。さらにお米はパンや麺類と比べて、血糖値の上昇率がゆるやかなため、食後にだるくなりにくいというメリットもあります。
食べすぎ防止と活性酸素除去率アップができるお米はおすすめです。
●お米の適量
男性・・・・・約250g
大きめの茶碗1杯
普通の茶碗で1杯半程度
女性・・・・・約200g
普通の茶碗1杯程度。
NG習慣4、朝からゴシゴシ洗顔
夜の間に溜まった皮脂や汚れを朝きちんと落とすのは重要です。が、洗いすぎは危険です。乾燥が進み、毛穴悩みが深刻化したり、肌の老化につながる場合があるからです。
さらに皮脂はお肌が必要と感じて出した天然の保湿成分です。なので落としすぎず適度に残したほうがいい。
ゴシゴシ洗顔をすると肌を痛めてしまいます。毎朝、ゴシゴシ洗顔をすれば、肌の状態はどんどん悪くなってしまいます。その状態で太陽の光を浴びれば、紫外線によるダメージも普通の肌状態のときよりも大きくなってしまいます。
肌の状態が悪い状態が長く続くと肌の老化が加速してしまいます。
NG習慣5・朝一のコーヒー
コーヒーは刺激の強い飲み物です。刺激の強い飲み物は胃に負担をかけます。とくに起床直後は体が半分眠っているような状態なので負担が大きくなります。胃に負担のかかればその分だけストレスが生じます。
朝からコーラなどの炭酸飲料も胃の負担となり、ストレスとなってしまいます。アルコール類も胃の負担になります。冷たすぎる水も胃の負担となります。
●常温の水がおすすめ
常温の水が胃に負担のもっともかからない飲み物です。牛乳も良いという報告もありますが、日本人には牛乳を飲むとお腹を壊す人が多いというデータがあるので、やはり常温の水を飲むのがよいと思います。
●白湯もおすすめ
白湯も体に良いと言われています。とくに寒い冬にはおすすめです。白湯を飲むことにより、体を内側から温めることができるからです。身体の外側を温めるより、内側から内臓の温度を上げるほうが健康にいいと言われています内臓温度を1度上げると基礎代謝は10%以上もアップするそうです。
NG習慣6、朝一のタバコ
朝、起床直後のタバコも体に悪いです。老化の原因にもなります。理由は体がまだほとんど寝ている状態だからです。
タバコには多くの有害物質が含まれています。そんな有害物質がまだほとんど眠っている起床直後の体に入ってくれば、体が完全に目覚めているときの何倍もの負担がかかります。そんな負担のかかる習慣を長くつづけていればその分だけ老化が進行します。
●朝タバコは家族を病気にするリスクを高める
タバコは吸う人だけではなく、周りの人にも受動喫煙という形で負担を与えます。朝の食卓でタバコを吸えば、家族全員がまだほとんど目覚めていない状態でタバコの煙を吸い込むことになります。その負担は通常時より大きな負担です。家族の健康を考えるなら食卓でのタバコはやめるべきです。
食卓でタバコを吸うということは奥さんの老化を促進させるということでもあります。奥さんに若さを保ってほしいならタバコはやめるべきです。中にはダンナさんではなく、奥さんがタバコを吸う家庭もあると思います。ダンナさんに長く健康に働いてもらいたいならタバコをやめるべきです。それがお互いのためになるからです。
NG習慣7、熱いシャワーを浴びる
朝起きてすぐに熱いシャワーを浴びるという人は意外と多いのではないでしょうか。
でも、実は起床直後の熱いシャワーは体によくないのです。理由は起床直後は体温が通常時より低くなっているためです。その状態で熱いシャワーを浴びれば、体がびっくりしてしまいます。朝っぱらからびっくりするのは心臓によくありません。心臓が弱っている人だったら心臓疾患をおこしてしまう可能性があります。心疾患を起こさない人でも朝から熱いシャワーは刺激が強すぎるため肉体的に負担となります。その負担はだるさという形で現れます。
どうしても朝シャワーを浴びたいときは熱すぎない温度のシャワーを浴びましょう。
●朝シャワーは適度な温度で!
適度な温度のシャワーなら自律神経を刺激して気分を高めてくれたり、嫌な感覚を洗い流してくれるような感覚のおかげで爽快感を感じさせてくれたりしてくれます。