小指を立てる癖。髪を触る癖。爪を噛む癖。それらの癖には理由がある!
小指を立ててしまう人の特徴(飲み物を飲むときなど)
特徴1、自己顕示欲が強い
『注目してほしい』という自己顕示欲の強い人に小指を立てる人が多いようです。
●どんなときに指を立てるか?
コップを持つとき、マイクを持つとき、指揮棒を持つとき、テレビのリモコンを持つとき、ナイフを持つとき、フォークを持つときなどに指を立てます。
●指を立てると目立つ?
指を立てる人の中には指を立てるほうが目立てるという認識があります。
右手の小指を立ててみてください。
左手の指は立てないでください。
指を立てた右手。指を立てない左手。その2つを見比べて見てください。どっちのほうが目立ちますか?指を立てている右手のほうが目立ちますよね。
自己顕示欲が強い=目立ちたがり屋です。なので自己顕示欲の強い人は意識的無意識的に目立つことをしてしまいます。小指が立たせるのも目立つための方法のひとつです。だから自己顕示欲の強い人の中には指を立てる人が多いんです。
あなたは小指を立てる派ですか?そんなあなたは自己顕示欲が強い可能性が高いです。
特徴2、甘えん坊の人
甘えん坊の人に小指を立てる癖が多い人が多いといわれています。
甘えたいという気持ちが小指を立たせてしまうらしいです。正確な理由はわかりません。でも、僕なりの意見はあります。
●僕の意見
小指は5本の指の中でもっともか弱く見える指です。実際、小指は他の指より弱いです。
見た目も実力も弱い小指。その指をを立てる。それは自分の弱い部分を相手に見せるという行為です。
普通の人ならそんな自分の弱点を晒すようなマネはしません。でも、甘えん坊の人には誰かに守ってもらいたいという願望があります。
その願望があるから小指を立てるんだと思います。
『自分は弱い。この小指のように弱い。だから守ってほしい』
そんな思いが指を立てるという行為の中には含まれているんだと思います。ほとんどの人はその思いに気づいていません。でもその思いは確かに存在する。だから無意識に小指を立ててしまう。自分が気づけないような思いを相手に伝えるために。
小指を立てる人にはそんなメカニズムが働いている。僕はそう思っています。
すぐに髪の毛を触ってしまう人の特徴
特徴1、承認欲求が強い
承認欲求が強い人には髪を触る癖が多いそうです。
承認欲求が強い人は自分が褒めてほしいと思うところをアピールします。
手を褒めてほしい人は手をアピールするし、鼻をほめてほしい人は鼻をアピールするし、シックスパックを褒めてほしい人はシックスパックをアピールするし、髪を褒めてほしい人は髪をアピールする。
褒めてほしい願望がある人はありとあらゆる方法で褒めてほしい部分をアピールしてきます。
髪を触るという行為もアピールのひとつです。髪に触れることによって相手の視線を自分の髪に注目させる。注目してもらうことに成功すれば褒められる確率がアップするからです。
髪を弄り回すのも注目を浴び、褒められる確率をアップさせるためです。
このように髪を褒められたいという承認欲求が強くなっている人にはその欲求を満たすために自分の髪に触れる、弄るというアピール方法を使う人が多いです。
無意識でやっている行為の中には承認欲求を満たすためにある部分を執拗にアピールしている場合があります。
特徴2、劣等感が強い
髪に触れる癖がある人の中には劣等感が強い人がいます。
劣等感が強いとその部分を隠したいと人は思います。劣等感が強い部分はその人にとって弱点だからです。だからその部分を見せたくない。見せていればその弱点を攻撃され、大ダメージを受けるリスクがあるからです。だから劣等感の強い人はその部分を隠したいと思う。
髪に劣等感を抱いている人は髪を隠したいと思います。帽子を被れば髪を隠すことができます。でも、常に帽子を被っているわけにはいきません。状況によっては帽子を取らなければならないときが必ずあります。
そういうとき目の前に人がいると髪を隠したいという心理が働きます。でも隠せない。帽子を被るわけにもいかないし、逃げるわけにもいかないし、頭を抱えてうずくまるわけにもいかない。
そういう場合、髪を触ったり、弄ったりしてしまうことがあります。隠したけど隠せないという気持ちが髪を触ったり、弄ったりという行為をさせるのです。
髪を隠したい。でも隠せない状況。帽子を被れば常識のない人と相手に思われる。でも髪を見られるのは恥ずかしい。そういう心理的葛藤が劣等感の強い人の中には生じる。その葛藤が髪を触る・弄るなどの形で表れる。
髪を触れる・弄るという行為はその人の心理的葛藤の表れなんです。
ある部分に劣等感を持っている人。その劣等感が強い人。そういう人は心理的葛藤を抱きやすくなります。心理的葛藤を抱きやすい人は心理的葛藤の表れである行為もしやすくなります。
爪を噛んでしまう人の特徴
特徴1、自傷行為
自傷行為とは文字通り自分を傷つける行為のことです。
リストカット、壁を殴る、髪をむしりとるなどの自傷行為をするように爪を噛むという自傷行為をする人がいます。
自傷行為とは自己破壊行為です。自分の体を破壊することによって心理的満足・安定を得る行為です。
爪を噛む人の中には心理的満足、安定のために爪を噛む人がいます。
●人はどんなときに自己破壊行為(自傷行為)をしてしまうのか?
1、失敗をしたとき
失敗をしたとき自分の無力さに腹が立つことがあります。そういうとき自己破壊行為をしてしまう可能性が生じます。怒りが強いほどにその可能性は高まります。
『失敗した自分が許せない。そんな自分に罰したい』
失敗をして、自分に腹を立てた人の中にはそういう心理が生じます。そんな自罰的な心理が自傷行為をしたいという気持ちを抱かせます。自分への怒りが強いほどにその気持ちは強くなります。
2、劣等感が強いとき
劣等感が強い人は自分への不満が強い。自分への不満が強いということは自分のことが嫌いということでもあります。自分のことが嫌いな人は自分を攻撃したいと思うことが多くなります。自分を攻撃したいと思うことが多くなるほどに実際に攻撃してしまう頻度も多くなります。
3、絶望したとき
絶望感を抱いたとき、人は生きていなくないと思います。そういうとき自傷行為をしたいという気持ちになります。絶望感が強いほどにその気持ちは強くなります。
特徴2、ストレス解消
ストレス解消に爪を噛む人がいます。
人はストレスが溜まると攻撃的になります。その攻撃性を爪を噛むことによって解消しようとする人がいます。
ストレスが溜まる⇒攻撃的になる⇒爪を噛む⇒攻撃性の解消・ストレスの解消