気をつけて!「甘いものが止まらない!」って人!糖質依存かも・・・
どうして甘いものを欲しくなるんだろう?
そう考えたことがある人いると思います。
僕も考えたことがありますw
なぜ甘いものが欲しくなるかというと、それは体が糖質を求めているからです。
(単に甘いものが好きだから欲しくなる場合もありますがw)
人の体には糖分が必要なんです。特に脳には糖質が必要なんです。エネルギーを生産するために必要なんです。
だから甘いものを求めてしまうんです。糖質を得るために。
決して甘いものが好きだからという理由だけで甘いものを欲しているわけではないんです。
(まあ、甘いものが好きだからという理由で欲している人もいるかもしれませんがw)
日本人は、糖質を摂り過ぎている。
日本人の主食である白米。
この白米には糖質が多いんです。
毎日食べれば必然的に摂取量が多くなってしまいます。
さらにチョコレート・アメ・ジュース・パンなども日本人は好きです。それらには言うまでもなく糖質がたんまりと含まれています。
日本人の多くが「糖質依存」という中毒状態に陥っている
先に述べたとおり、日本人の主食である白米には、糖質が含まれています。
茶碗1杯になんと糖質55gも含まれているんです。
これはカップラーメンに含まれる糖質量と同じなんです。
なかなかの糖質量なんです。白米に含まれている糖質量は。
だから食べ過ぎると糖質依存に陥る可能性が高いんです。
日本人は子供の頃から朝昼晩と白米を食べている人が多い。
だから日本人には糖質依存に陥っている人がたくさんいる可能性が高いんです。
調べたわけではないので、本当に糖質依存に陥っている日本人が多いかはわかりません。
でも糖質量の多い白米をたくさん食べているというのは事実です。
だから糖質依存に陥っている日本人が多いという仮説は信憑性の高い仮説だと思います。
「僕はパン食だから大丈夫!」
と、思った人いるんじゃないですか?
大丈夫じゃないですよ。危険ですよ。
だってパンにだって糖質は含まれているんですから。
食パン一枚になんと25gの糖質が含まれてるんです。甘いジャムとか塗ったら白米より糖質が増えると思います。
だからパン食の人だって糖質依存に陥っている可能性は高いんです。
まあ、これも仮説でしかないですけどね。
どうして糖質依存になってしまうのか?
快楽物質ドーパミンが分泌される
ほとんどの甘いお菓子に入っている“砂糖”はアルコールやコカインと同じような作用があり、脳内の神経伝達物質であるドーパミンの分泌を促します。
ドーパミンは快楽物質です。
この物質が分泌されると神経を興奮させて快感と陶酔感を与えてくれます。
たとえば思いがけず万馬券が当たったときや褒められたときなどに快感や喜びを感じるのは、ドーパミンが分泌されているからです。
性行為で快楽を感じるのもドーパミンが分泌されるからです。
お菓子を食べてもドーパミンが分泌されます。お菓子の美味しさドーパミンを分泌させるんです。
快楽物質のドーパミンが分泌され、快感を感じるから美味しい菓子類を食べるのをやめられないんです。大好きな甘いものを食べるのをやめられないんです。
これが好きなものを摂取するのをやめられなく理由です。
そしてこのやめられない状態を糖質依存といいます。
これは体が糖質を欲しているというより心が糖質を欲している状態と言ったほうが適切だと思います。
心が甘いものを強く求めているから。だから甘いものを食べてしまう、食べ過ぎてしまうのだと思います。
シュガーハイも依存の原因
シュガーハイとは、低血糖状態で砂糖を摂取することによってテンションの高い状態になってしまうことです。
空腹状態などの低血糖状態のときに甘いものを食べると、下がっていた血糖値が急激に上昇します。 その結果、一時的にハイテンションになってしまいます。
以上のような理由でテンションが高くなってしまうことをシュガーハイといいます。
ハイテンションになると気分がよくなります。
気分がよいということは快楽を感じているということです。
これは快楽体験です。
強い快楽体験は印象深いので記憶に深く刻まれます。
そんな記憶が刻まれると人は、また同じ快楽を体験したい、それ以上の快楽を体験したい気分になりやすくなります。
当然、甘いものを食べてシュガーハイという快楽体験を味わった人も、また同じ体験をしたい、それ以上の体験をしたい気分になりやすくなります。
シュガーハイで強い快感を味わった人ほどそんな気分になりやすくなります。
そんな気分になる回数が増えれば、当然、糖分をたくさん食べてしまうリスクが高くなってしまいます。
以上の理由でシュガーハイを味わうと糖質依存になる率が上がるんです。
以下の項目に当てはまる人は要注意
むさぼり食い
ガツガツとむさぼるように食べると自制心がきかなくなりやすい。自制心がききにくくなれば、糖質依存に陥りやすくなります。
禁断症状(離脱症状)
砂糖摂取が途切れる時間帯に、低体温や攻撃的な言動などの体の反応が生じる。ダルさ、発汗、動悸、強烈な空腹感、吐気、頭痛、不快感、うつ、いらいら感、無気力などを生じる場合もあります。
渇望
甘い物のことが頭から離れなくなるなど、砂糖が欲しくてたまらなくなります。
感作
砂糖を制限した後にはほんの少量の砂糖で過活動になることを感作(かんさ)と言い、「やっぱり砂糖は元気の素なんだ」と錯覚してしまいます。
好きなものをしばらく我慢したあと、食べるとすごく美味しいと感じますよね。
それが感作です。
我慢して我慢して大好きなカツ丼を食べる。涙が出るほど美味しかった。
出所後、久しぶりに食べた大好きなラーメン。涙が出るほど美味しかった。
以上のように我慢したあと、すごく美味しいと感じることをと感作というんです。
この感作現象が甘いものを久しぶりに食べると起きるため、「甘いものは元気のもと」と勘違いして依存症に陥るリスクを高めてしまうんです。
甘いものの食べ過ぎは、脳に良くないし、疲れも取れない
糖質は「頭の回転を速くさせる」どころか、実は脳を麻痺させる
糖質を過剰摂取をすると、膵臓がビックリしてインシュリンが大量に放出され、 それが原因で血中内の糖質を処理し過ぎてしまいます。
その結果、脳のエネルギー源となるブドウ糖が足りなくなり、脳がガス欠を起こして機能しなくなってしまいます。
昼食後の会議などで眠くてしかたないという人がいます。そういう人の中には上記のメカニズムが働いた結果、脳内のブドウ糖が不足している場合があります。
昼食後、眠くてしかたないという人は一度、自分の昼食の内容を確認してみてください。もしかしたら、その眠気、糖分の摂りすぎが原因かもしれないですから。
糖質依存度チェック
以下の項目に1つでも当てはまるものがあれば要注意。多ければ多いほど重症で注意が必要ということになります。
① 食事に白いごはんが欲しくなる。
② イライラすると甘いものが食べたくなってしまう。
③ カレーライスやオムライス、丼ものが大好きである。
④ ソースやケチャップをたっぷりかけて食べるのが好きである。
⑤ 食後にウトウトと眠くなりやすい。
①ですが、白いご飯には糖質が多く、毎日食べる主食のため必然的に摂取量が多くなってしまいがち。実は、ご飯お茶碗1杯分=角砂糖14個分もの糖質が含まれているという。
②ですが、血糖値が一旦上がって下がるときに人はイライラを感じる。だから再度甘いものを摂ってイライラをなくそうとしてしまう。でもこれを繰り返していると悪循環になるため注意が必要。
③はついご飯の量が増えてしまい食べる時間も無意識に早くなってしまう傾向がある。
④ですが、ソースやケチャップなどの調味料の中には糖分が多く含まれていること、またこういった調味料をたくさんかけることで味が濃くなり白いご飯もたくさん食べてしまう、という状況に陥ってしまう。
⑤ですが、食後の眠気は血糖値の急上昇及び急降下が原因です。血糖値の上昇低下に脳の代謝がついていけない状態になり、眠気を感じる。
砂糖依存症から脱出する方法
砂糖を家に置いておかない
砂糖や砂糖を使った製品を家から追い出してしまいましょう。ここで言う「砂糖」にはブラウンシュガーやコーンシロップ、そしてメープルシロップなども含まれます
買いだめ禁止!
誘惑に負けてついつい食べてしまうかもしれないからです。
気付いたら買いだめしていたものをすべて食べてしまったという悲劇・・・
そんな悲劇の主人公にならないためにも買いだめは禁止!
空腹を満たすために健康的な食材を食べる
フルーツや野菜といった健康的な食材を食べましょう。
砂糖入りの甘い物になれきった舌にとっても、チェリートマトやニンジン、それにドライトマトやドライフルーツなどはおいしく感じられ、おやつに最適です
食事は炭水化物・タンパク質・脂質のバランスを取り、3食しっかり食べる
炭水化物は野菜や全粒粉などの穀物、それに果物から、タンパク質は鶏肉や魚、その他の肉、豆腐から、そして脂肪は牛乳やチーズ、オリーブオイルなどの油から摂取するのがいいでしょう
マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを摂取する
ダイエットに効果があるとも言われる、クロムとピコリン酸を結合させた「クロミウム ピコリネート」や、準必須アミノ酸でボディービルダーなどがサプリメントで摂取する「L-グルタミン」は、使う人によっては砂糖に対する渇望を抑えるのに役立つことがあるそうです
適度な運動をして、日光を十分に浴び、しっかりと睡眠を取る
生活習慣を整えることで、甘い物への欲求を抑えられるとのこと
ストレスや心労による甘い物への欲求をコントロールする
ストレス解消のためにお菓子などの甘い物を食べたりせず、ほかの手段で解消しましょう。散歩してみたり、友達に電話をしたり、本を読んでみたり、ペットと遊んでみたりするのもいいかもしれません
落ち着かないから甘い物を食べる、という習慣をなくす
たとえば、くたびれてしまった時は疲労に耐えて砂糖入りのおやつに手を出すその前に、素直に休憩してください。退屈でなんとなく口さみしい時は、何か刺激的なことを見つけて取り組んでみてください。また、さみしい時は友だちに連絡を取りましょう。甘い物を摂取してごまかすのではなく、状況を分析し、適切に対応することが必要です。
甘いものが食べたくなったら、カカオ比率の高いチョコレートが◎
どうしても甘いものが食べたいって時は、カカオ比率の高いチョコレート、ちょっと苦味のあるダークチョコレートをちょこっと食べる!
ポリフェノールなどの健康にプラスになる成分が多く含まれていることに加えて、脂肪分が少ないので、ダイエットにもおすすめ
チョコレートに含まれるポリフェノールはコレステロールの酸化を防ぐ研究結果があります。ダークチョコレートが一番効果が高い
ストレスを溜めないようにゆっくり長く続けてみよう!
「ぜったいに食べてはいけない」と思うのは、ストレスになって逆効果。
たまのご褒美として、本当に美味しいものを食べるのはOK!
たまに食べるからこそ、いつもより美味しく感じることができます。
焦らず少しずつ摂取する糖分を減らしていきましょう。
おわりっ