【漫画】からかい上手の高木さん 消しゴムに好きな人の名前書いたことありますか?第一巻を読んだネタバレ感想&考察(その1)
からかい上手の高木さんってどんな漫画?
中学校の「西片くん」と「高木さん」のやりとりを描くラブコメディです。
「西片くんが男子中学生」で「高木さんが女子中学生」です。
2人は同級生です。
物語の中で高木さんはあの手この手で西片くんのことをからかいます。
どうして高木さんは西片くんをからかうのか?
答えは簡単です。
高木さんが西片くんのことが好きだからです。
だからからかっちゃうんです。
男子が好きな女子をいじめちゃう心理と同じです。それと同じ心理が高木さんの中にはあるんです。だから西片くんをからかっちゃうんです。
そんな理由で西片くんをからかっちゃうような女の子なんです。高木さんは。
かわいいですね。
今日はそんなかわいい高木さんが西片くんにどんなからかいをしたのかをできるかぎり紹介したいと思います。
注!ネタバレ有ります!
高木さんのからかい集
1、消しゴム(第一話より)
高木さん「ねえ」
西片くん「なに」
高木さん「消しゴム貸して。忘れちゃったの」
授業中だった。
西片くん「ははん、消しゴムを忘れるなんてドジだね」
と、西片くんは言いながら、隣の席の高木さんに消しゴムを貸してあげる。
消しゴムを使いながら、高木さんが言った。
高木さん「消しゴムに好きな人の名前書いて、使い切ったら両思いになれるってやつあったよね」
西片くん「ああ、あったね。そんなの。今考えるとホントに子どもだよな」
思わせぶり態度で消しゴムを見る高木さん。
そんな思わせぶりな高木さんの態度に動揺する西片くん。
西片くん「なにも書いてないだろ。俺、そんな子どもっぽいことしないよ」
動揺する西片くんを見て、高木さんはニヤニヤする。
西片くんはさらに動揺する。もしかして、俺、消しゴムに好きな女の名前書いたのか?という疑念が生じる。
西片くん「書いているのか?忘れてるだけで」
動揺する西片くんをさらに思わせぶりな表情で見る高木さん。
そんな高木さんの表情を見て、さらに動揺する西片くん。俺は書いたのか?好きな女の名前を書いてしまったのか?とさらに自分を疑う。
疑心暗鬼に陥った西片くんは動揺しながら、消しゴムを返してもらおうとする。
高木さんはあっさり消しゴムを返す。
西片くん「違うんだよ。だれかが書いたんだよきっと」
と、西片くんは言い訳をしながら消しゴムを確認する。
なにも書かれていなかった。消しゴムにはなにも書かれていなかったのだ。
西片くんは悟る。またからかわれた、と。
高木さん!ナイスからかいです!そして西片くん!ナイスリアクションです!
西片くんは、からかいがいがありますね。高木さんが西片くんをからかう気持ちがわかりますよ。僕だって西片くんみたいな男の子がいたらからかっちゃいたくなりますもの。
あっ、僕はノーマルですからね。ショタではないですからね。勘違いしないでくださいね。
それにしても高木さんのからかいわすばらしいですね。
でも、僕はできるなら高木さんをからかいたい。
そう思ってます。
たとえば、消しゴムに「高木さん」と書いておきます。それを高木さんが見ます。見て、動揺する。頬を赤らめます。
そんな高木さんを見てみたいからです。恥ずかしがる高木さんを見てみたいからです。だから高木さんをからかってみたいんです。そんなレアな高木さんを見るために。
みなさんもそんなレアな高木さん、見てみたいと思いませんか?
それから、消しゴムに「高木さんが好きです。付き合ってください」とか「高木さんとキスをしたいです」などと書いてもみたいです。
高木さんにこんなリアクションをしてもらうために。
消しゴムに「高木さんとキスをしたいです」などと書いて、それを高木さんが見て「エッチ」と言う。
ああ、そんなシーンを考えただけで興奮してしまいます。いかん、鼻の奥に血の匂いがしてきました。鼻血の予感。ティッシュティッシュ。
すごいですね。高木さん。妄想だけで僕を流血させるなんて。
ああ、高木さんに会いたいです。動く、しゃべる高木さんに会いたいです。
・・・実は会えるんです!2018年に会えるんです。「動く、しゃべる、高木さん」に。
アニメ化されるんです。この漫画「からかい上手の高木さん」がアニメ化されるんです。だからもうすぐ「動く、しゃべる」高木さんに会えるんです。
まだアニメの詳しい情報は明らかになっていません。でも、なんらかの情報を入手したときはこのブログ内で書こうと思っています。
さて、消しゴムの話に戻ります。
消しゴムの話にはまだ続きがあるんです。
消しゴムでからかわれた西片くん。彼はなんとか高木さんに仕返ししたいと思う。そしてその仕返しを思いつく。
授業中、高木さんはトイレに行くため離席した。そのとき、西片くんは上記のようなイタズラを思いついたのだ。
さて、だれの名前を書こうかなと考えながら、消しゴムを箱から取り出そうとした。そのとき西片くんは気づいた。消しゴムに何か書かれていることに。
高木さんが好きな男の名前を書いたのか?と思う西方くん。見てはいけない。そう思いながらも高木さんが誰を好きなのか気になって見てしまう西片くん。
「ろうかみろ」
と、消しゴムには書かれていた。
西片くんは廊下を見る。
高木さんが廊下から見ていた。
自分がまたからかわれていたことを悟る西片くんだった。
ああ、高木さん。かわいい!
こんなセンスのあるからかわれ方されたら好きになってします。フォーリンラブしちゃいます。
こんなの思い出しちゃいました。懐かしい。今、なにしてるんでしょうか?
待ってください。まだこの記事には続きあるんです。消しゴム話にも続きがあるんです。だから不愉快な画像見せやがってとバックブラウザーしないでください。
「ろうかみろ」と書かれた消しゴム。実はこの消しゴムの裏側には高木さんの好きな男の名前が書いてあったんです。
「西」という漢字が名前に入っている男の名前が消しゴムに書いてあったんです。
「ろうかみろ」と書かれた消しゴムの裏面に高木さんの好きな男の名前が書いてあったのです。
運悪く西片くんは「ろうかみろ」と書かれたほうを見てしまいます。逆側を見ていれば高木さんの好きな男が書かれたほうを見ることができたのに。
「西」という漢字が名前に入っている男は・・・もうお分かりですよね。
まちがいなく西片くんです。高木さんの好きな男は西片くんなんです。
まあ、物語を読んでいれば、そんなこと誰だってわかるんですけどね。
でも、西片くんは高木さんが好きな男を知る千載一遇の機会を逃してしまった。彼のこういう残念なところも高木さんは好きなのかもしれないですね。
うらやましいです!西片!
僕としては西片くんが消しゴムの「西片」と書かれた面を見るシーンも見たかったなと思います。
西片くんならきっと良いリアクションしてくれると思います。
西片くん「西片!これ西片って書かれてるよな。俺か?これ俺の名前か?いや、まてよ。違う西片かもしれない。この学校にいる別の西片って名前かもしれない」
なんて西片くんなら考える気がします。
西片くん「いや、でも、いつも僕のことをからかってくるのは僕のことが好きだからなんじゃないか?そういう可能性だってあるんじゃないか?」
なんて西片くんなら考える気がします。妄想力豊かな西方くんなら。
そしてそんなあれこれ被害妄想や被愛妄想を膨らませている横で高木さんが笑っている。
この表情を見て、西片くんは気づく。また、からかわれていたんだ、と。
自分にあれこれ考えさせるために「西片」と高木さんは書いたんだ。考えている俺を見て、面白がるために書いたんだ。そう西片くんは思う。
彼はそう思うタイプだと思います。
そして高木さんも西方くんがそういうタイプだと知っている。だから「西片」と消しゴムに書けたんだと思う。からかうために書いたと嘘をついて、その嘘を西片くんが信じてくれると予測がついていたから。だから安心して好きな男の名前を書いたんだと思います。
高木さんに妙な安心感を与える男・西方くん。そういう安心感を与えてくれるところ高木さんは好きなんだと思います。
くそ!うらやましい。西片くん!
そうだ!第一巻には男なら誰もがうらやましいと思うシーンがあった。このシーンだ。
なぜこのシーンがうらやましいシーンなのか?
それはこの高木さんが飲んでいるジュースは西片くんが飲んでいたジュースだからです。
このジュースは高木さんが飲む前は西片くんが飲んでいたジュースなのです。
西片君が飲んでいたジュース⇒高木さんが飲んでいる
これがどういうことなのか、賢明な読者さんならすぐにわかりますよね。
そう「間接キス」です。
「間接キス」
西片くんと高木さんは間接キスしたのです。
と、西片くんが言って差し出したジュース
そのジュースを高木さんはあっさりと受け取り、飲み、間接キスが成立してしまったのです。
うらやましい。中学時代の僕は間接キスにどれだけ憧れたことか?
僕の知り合いなんて間接キスに憧れすぎて放課後、好きな女子の縦笛をくわえようとしていたのに。(注:くわえようとしていただけです。実際にくわえてはいません。未遂です。あと少しその知り合いが理性を失っていたら事件になっていたかもしれませんが)
そんな縦笛を口にくわえたくなるくらい中学生男子にとって間接キスは憧れだったのです。
そんな男子中学生憧れの間接キスを西片くんは経験してしまったのだ。初体験してしまったのです。
ああああ、うらやましいぞ。西片くん。こんなかわいい女の子と間接キスできるなんて。
このシーンを見れば、誰もが高木さんが西片くんのことが好きなんだということがわかると思います。
いいな、こんなかわいい娘に好きになってもらえて。ホント、うらやましい。
もし、僕が中学のとき、こんなリア中な男子を見たら、爆発しろ!って思ったと思います。
さすがに今は大人だから爆発しろ!とは思いません。石につまずいて転べ!くらいしか思わないです。
●まとめ
以上のように第一巻から見所満載の漫画です。
書店で見かけたら、買って読んでも損はないと断言できます。
だから書店で見かけたら、躊躇することなく買ってください。
そして高木さんのからかい、西片くんの面白リアクションを楽しんでください。
以上、「【漫画】からかい上手の高木さん」第一巻の感想&考察でした。