なぜ結論から先に書いたほうがいいのか?飽きられないため、理解しやすいからです。【わかりやすい文章を書くコツ】
普通の話で結論を先に書いたほうがいいのは、そのほうが理解しやすいし、最後まで読んでもらえる可能性が高いからです。
謎解きミステリーは最後の最後まで結論を言いません。
はじめに結論(犯人や犯行動機やトリック)がわかってしまうと面白くなくなってしまうからです。
2時間ドラマや300ページの推理小説で最初のうちに結論がわかってしまったら先を読む気なくしてしまいますよね。
だから謎解きミステリーは最後のほうに結論を言います。そのほうが読者に楽しんでもらえるからです。
でも、普通の話でミステリーのように結論を最後のほうに言おうとすると「こいつ話が長い。何が言いたいんだ」と思われる確率が高くなります。(まあ、ミステリーでもそう思われることがありますがw)
そう思われると最後まで聞いてもらえる可能性が低くなります。
最後まで聞いてもらえないと自分が知ってもらいたいことを相手にわかってもらえなくなってしまいます。
だから大事な結論から書いたほうがいいんです。大事なこと、言いたいことをわかってもらうために。
告白を思い出してください。前置きが長い告白といきなり最初に好きですという告白どっちのほうが印象が良いですか?
「僕はね、あのね、今日はね、天気がいいから、ちょっとキミに話したいことができたんだ。その話したいことはね、とても大事なことで、簡単には話せないことなんだ。でも僕は勇気を持ってそれを話そうと思ってここに来たんだ。だから聞いてくれると嬉しいです。あっ、でも、キミが忙しいからあとにしてと言うなら後にしてもいいと思ってる。後にする?今でいい?今でいうならいうね。すーはー。僕とできるなら、キミがよかったならでいいんだけど、付き合って欲しいんだ」
という告白と
「今日はキミに伝えたいことがある。付き合ってくれ!キミのことが好きなんだ。大好きなんだ」
という告白。
どっちの告白のほうが印象がいいですか?
ほとんどの人が後者のほうが良い印象を持ったと思います。
結論をずばっと言ったからです。
結論、自分の一番言いたい部分を先に言ったから印象が良いんです。結論、自分の一番言いたい部分をずばっと言ったから分かりやすし、潔かったし、もったえぶってないから印象が良かったんです。
結論をあとに述べる文章は、もったえぶってるという印象を持たれるリスクを高くするんです。ネガティブな印象を持たれるリスクが高いんです。
世の中の人は勉強や運動や仕事や趣味で忙しいんです。したいことやするべきことがたくさんある人が多いんです。他人の話を長々と聞いている時間はないんです。
だから結論を先に言ったほうがいいんです。自分が最も言いたい部分を先に言ったほうがいいんです。そのほうが相手の心に大事な部分が残りやすいし、印象もいいんです。
というわけで先に結論を書きましょう。
会話でも先に結論を述べるほうがいいですよ。
あっ、巧みな話術で結論まで相手を飽きさせない自信があるなら結論を後にしてもいいと思いますよ。
自分の文章に自信がある人も結論を後にしてもいいですよ。
でも、自信のない人は会話のときも文章を書くときも結論を先にしたほうがいいですよ。
僕の場合、一応、結論を先にするようにしてます。
そんな自信があるわけではないので。
文章のほうには自信があるのですが、会話は自信ないので、会話のときは即効で結論を言います。
笑い話さえ結論から先に言ってしまいますw
昨日、猫が木から落ちたんだ。すごく木登りが上手な猫なのに。サルも木から落ちろって言葉を思い出したよ。今度から猫も木から落ちるって言おうかなって思ったよ。だって猫のほうが身近な生き物だし、そう言ったほうがわかりやすいと思うんだ。そう思わない?
ねっ、結論を先に言ったほうがつまらない話でも伝わりやすいでしょ。
というわけでこれが結論を先に述べたほうがいい理由です。
今回の僕の文章も冒頭でいきなり結論を書いてます。
【普通の話で結論を先に書いたほうがいいのは、そのほうが理解しやすいし、最後まで読んでもらえる可能性が高いからです】
と冒頭に書きました。これは結論です。そのあと理由を長々と書きました。もう最初に言いたいことを書いたので途中で飽きられても問題なしだから長々と書いたんです。
もう少し短く書くこともできたんですが、長く書いたほうがグーグルさんに評価されて検索上位に表示されるかなと思って長々と書きました。そうすればアドセンスでお金儲けできると思って長々と書きました。
読者のみなさん、打算的理由で長々と書いて申し訳ありませんでした。
というのは半分冗談です。半分は本気かい!って突っ込み聞こえたような気がしますが、無視します。
結論を書く(言う)→理由を書く(言う)
というパターンを身につけましょう。習慣化されれば考えなくてもこのパターンを使うことができます。そうなればいつでも相手にわかりやすい文章が書けるようになります。
まあ、この書き方をマスターすれば最悪、自分の言いたいことだけは伝わるので良い書き方だと思います。
僕のように自分の文章・言葉に自信のない方におすすめの方法だと思いますw
どうして結論から先に書いたほうがいいんだっけ?と理由を忘れてしまったときはミステリーを思い出してください。
そうすれば理由を思い出しやすくなると思います。
ミステリーで最初に犯人や動機やトリックが分かってしまえば300ページの小説を何時間もかけて読まなくていいし、2時間ドラマも2時間見なくてすみます。
つまり、時間節約ができるということです。
結論から書けば大事なこと・必要なことはそこでわかる。だから時間節約ができる。お得です。
と、ミステリーを思い出すだけでこのように簡単に結論を先に書いたほうがいい理由を思い出せます。
楽チンだと思いませんか?
そう思った方はこの思い出し方をお使いください。
著作権はないのでご自由にお使いください。
あっ、あんまり結論先を意識しすぎると笑い話でもオチを先に言ってしまったりするので注意してくださいねw
「昨日、エッチな本見て鼻血出ちゃったよ。久しぶりに出たよ。鼻血。感心しちゃったよ。良い大人がエロ本見て鼻血出すことに」
これじゃ面白くないですよね。結論先ばかり重視するとこうなります。
「昨日さ、久しぶりにエロ本見たんだ。なんか久しぶりに見たからめちゃくちゃ興奮しちゃってさ。鼻血出ちゃったんだ。良い年した大人がエロ本見て鼻血出るんだって思わず感心しちゃったよ」
こっちのほうが面白くありませんか?面白くない?僕は面白いと思いますので面白いと仮定して話を進めさせていただきます。
時系列順に言ったほうが面白いときがあります。
結論重視しすぎるとそれができなくなります。
結論先重視することには以上のような問題があります。
注意してね。
あんまり結論ばかり重視してると「つまらない男ね」と好きな女性に思われる可能性高くなっちゃいますからw
おわりっ