考えすぎてませんか? 考えすぎの3つのデメリット 考えすぎ防止法3つ紹介!
あれこれ考えすぎしまうときってありますよね。
とある主婦「あっ、お肉が安い。お買い得だわ。でも、まだ冷蔵庫の中にお肉たくさんあるし。でもお買い得のときに買っておかないと損だし。迷うわ。どうしよっかしら?こんな安いとき滅多にないし、お肉は長持ちするし、でも、冷蔵庫お肉だらけになっちゃうし」
という感じに考えすぎることってありますよね。
僕もあります。
僕「カップラーメンも良いけど、インスタント麺も良い。どっちも食べたいんだけど、どっちも食べると太る率が高くなるんだよね。太りたくない。メタボになりたくないから。でもラーメンが食べたい。特に今はすごく食べたい気分なんだ。だからどっちか買っていきたい。でも、どっちも美味しそうでどっちを買っていいか決められない。ああ、悩む。悩むよ」
と、これが最近考えすぎたことですw
考えすぎは些細なことでも生じる現象です。
そんな考えすぎのデメリットと防止法について書きました。
考えすぎる人、必見です!
考えすぎのデメリット
デメリット1、ネガティブなことを考えすぎる
考えすぎる人はネガティブなことも考えすぎる場合が多くなります。
「あのときあんなことをしなければよかった」「どうして同じ失敗ばかりするんだ?僕はダメ人間なのか?」「みんなが僕を馬鹿にしてる気がする」「あの人笑った。僕のことを笑ったのか?いや、そうとは限らない。でも笑われた可能性はある。だからもしかしすると笑われたかも」
とネガティブなことを考えてしまうことが多くなります。
劣等感の強い人は普通の人よりもネガティブなことを考える傾向が強い。この傾向に考えすぎる癖が加われば、日常会話をするようにネガティブなことを考えるようになってしまいます。
ネガティブなことを考える頻度が増えれば、劣等感がさらに強くなるリスクも高まります。
劣等感が強い人が考えすぎるのが良くない理由はこの劣等感をさらに強くしてしまうリスクの上昇です。リスクが上昇すれば劣等感が強くなる確率も高くなります。
だから劣等感の強い人は考えすぎないほうがいいのですが、劣等感の強い人は自信が低下しています。
自信の低下している人は、自分の考えに自信が持てず、常に心のどこかで自分の考えを疑っています。そのため少しでもその疑いを晴らすためにあれこれ考えてしまうことが多いんです。
『好きな人がいる。告白したいと思っている。でも、自分が告白しても振られる可能性大。そんな玉砕間違いなしの告白をして意味があるのだろうか?ない気がするし、ある気もする。玉砕すれば失恋し、彼のことをあきらめられる。あきらめられる?あきらめられるだろうか?こんなに好きなのに。一生失恋の痛みを引きずるような気がする。そんなの嫌。でも私鈍感なところあるから引きずらないかもしれない。どうだろう?わからない。引きずるかもしれないし、引きずらないかもしれない。でも・・・』
という感じに考えすぎてしまうことが多いんです。
自信がないゆえに自分の考えにも自信が持てない。だから考えすぎてしまうんです。少しでも自信のある考えを見つけるために。
これが自信がない人(低い人)が考えすぎてしまう理由です。
普通の人でも考えすぎてしまうときはあります。でも劣等感の強い人のほうが自信がない分だけ考えすぎてしまうんです。
僕自身、劣等感が強いとき、毎日のように長時間考えていました。考えても自分が納得のできる結論にたどり着けない。そんな考えるばかりを繰り返していました。
つらかったです。まるで答えのない問題を考えさせられているようで。拷問のように感じることもありました。
『あの友人はどうして僕の傷つくことばかり言うのだろう?僕のこと嫌いなのだろうか?僕は友達だと思っていたのに彼は僕を友達と思っていないのだろうか?”からかいがい”のある奴とか”いじめがい”のある奴と思っているのだろうか?彼はよく冗談だよと言う。でも僕はそれを冗談と解釈できない。僕の心が狭いからそう解釈できないのだろうか?僕が間違っているのだろうか?彼が正しいのだろうか?僕はもっと広い心を持つ努力をしなければならないのだろうか?』
という感じに考えていました。毎日のように何か考えていました。どれも結論が出ないものばかりでした。
だから辛かったです。もう考えたくないと思うのに考えてしまうから辛かったんです。
劣等感が強いからそんなふうに考えてしまっていたんです。
劣等感が強いと考えすぎてしまう。ネガティブなことを考えすぎてしまう。自分の考えに自信がないから考えすぎてしまう。
これは事実です。
デメリット2、効率が悪くなる
人の集中できる時間は、15分と言われています。
15分しか高い集中力が維持できないということです。
適度な集中力ならその集中力を40分くらい維持できます。
でも最高レベルの集中力を維持できるのはたった15分程度なんです。
小学校の授業は45分前後に設定されていることが多いですよね。これは45分くらいが子供が適度な集中力を維持できる時間だからこの設定が使われているらしいんです。
職場でも2時間ごとに休憩が挟まれるのも、大人が適度な集中を維持できるのが2時間くらいだからこの設定を使っているところが多いらしいんです。
想像してみてください。お昼まで4時間ぶっ続けで授業や仕事をする場面を。4時間みっちり授業・仕事をする。それから休憩。
その場面を考えただけでも憂鬱になりませんか?なりますよねw
考えただけでも憂鬱になるということは実際にそれを実行すればうんざりするということになります。うんざりすることが多くなれば意欲が低下し、集中力が落ちます。
このように長時間作業は集中力が落ちるリスクが高いんです。
もちろん、意欲が低下する以外にも休憩を挟まないと疲労が溜まりやすくなる、ストレスが溜まりやすくなるなどの理由もあります。
その理由が集中力を低下させます。
長時間作業には集中力を下げる理由がたくさんあるんです。
当然、考えすぎることも長時間作業ですから、上記の理由により、集中力が下がり、作業効率が悪くなります。
以上の理由で考えすぎは作業効率が悪くなるのでやめたほうがいいんです。
デメリット3、ストレスが溜まりやすくなる
考えすぎれば、ストレスがたまりやすくなります。
ネガティブなことを考えると普通のことを考えるよりストレスがたまりやすくなります。
ネガティブなことは心に負担を感じさせます。その負担がストレスになるんです。
だからネガティブなことは考えすぎないほうがいいんです。
もちろん、ネガティブなことを考えることも必要なこともあります。
たとえば大きな地震の時、「余震があるかもしれない。備えないと大変なことになるかもしれない。大怪我をして命を落とすかもしれない。だからちゃんと備えよう。何が起きても対応できるくらいに」と考えたほうが生存率が上がります。
でも、この場面で「備えなくても大丈夫。私、運がいいから。今まで大きな災害に巻き込まれたことないし、大丈夫大丈夫」と正常バイアス全開の考え方をすれば生存率が下がってしまいます。
もちろん、正常バイアスが働くことで安心することはできますが、大きな地震があった場合は余震が起きる確率が非常に高いので、正常バイアスにより安心してしまうのは危険です。
だから大きな地震の時には、ネガティブなことを考える必要があるんです。
でも通常時にネガティブなことばかり考えるのは無駄な苦労になる可能性が高い。
だから日常生活ではあまりネガティブなことを考えるのはやめたほうがいいんです。
ストレスになるからやめたほうがいいんです。
ストレスは万病のもとです。
考えすぎが原因で病気になってしまうことだってあります。
だから通常時はあまりネガティブなことを考えないほうがいいんです。
考えるという行為も習慣です。何度もネガティブなことを考えていれば、それが習慣となり、癖となってしまいます。
そうなると自分の意志とは無関係にネガティブなことを考えるようになってしまいます。
そうなると毎日のようにネガティブなことを考え、心に負担を感じ、ストレスを感じるようになってしまいます。
そうならないためにも意識的にネガティブなことを考えないようしたほうがいいんです。
ポジティブなことを考えたり、オーディオブックを聞いて良い情報を収集したり、趣味に没頭したりなどしてネガティブなことを考える頻度を減らす。
そうすればネガティブ思考の習慣を改善することができます。
考えすぎ防止法
以下の考えすぎ防止法は実際に自分が使っている方法です。
以下の方法が絶対の方法というわけではありませんが、僕的にはとても効果の高い方法です。
もし、僕の実践していることの中にみなさんが実践してみたいと思った方法があったら、遠慮なく使ってください。著作権はないのでw
防止法1、考えていることをノートに書く
考えすぎの人には、頭の中だけで考え続ける人がたくさんいます。
頭の中だけで考えていると、同じことを何度も考えたり、どこまで考えたか忘れたりなどするリスクが高くなります。
同じことを考えたり、どこまで考えたか忘れたりするのは非効率です。
そんな非効率を発生させないためにも考えていることをノートに書いたほうがいいんです。
ノートに書けば、自分がどんなことを考えているのか、どこまで考えたのかを、把握することができます。
把握することができれば、そこから考えを深めたり、改善点を見つけたりすることが容易になります。
作業効率を良くするために考えていることはノートに書きましょう。スマホやパソコンに書いてもOKです。
とにかく自分の考えていることを確認するために自分の考えていることを何かに記録しておきましょう。
考える効率がよくなれば考える時間が減ります。考える時間が減れば考えすぎに陥るリスクも低下します。
さらに考えていることをノートに書くという行為は健康にもいいんです。
ロンドン大学で外科手術を受ける前の患者に3日間、1日15分かけて文章を書いてもらったところ、手術後の傷口の回復が早かったという報告があるんです。
書くことは、普段抑えられている自分の心の奥底にある感情に触れることになり、その感情が解放されることで、精神的ストレスが和らぐのです。その結果、自律神経や内分泌、免疫のバランスが整って、病気や体調不良が改善されるというわけです。
これはどこかの専門家の主張です。
この主張が正しいのか、僕にはわかりませんw
でも健康に良いという主張は正しいと思っています。
考えすぎは心を不健康にするリスクがあります。でも書くことのよって考えすぎを防止できれば、心を不健康にするリスクを低下させることができます。
心を不健康にするリスクが低下すれば、体が不健康になるリスクも低下します。
以上のようにノートに書くことは心と体の健康を維持に役立ちます。
だから専門家の書くことは健康に良いという意見には賛成です。
防止法2、新しい情報を詰め込む
考えすぎている状態は何かに囚われている状態です。
たとえば自分のコンプレックスについて考えすぎている人は、自分のコンプレックスの囚われています。
「容姿が悪いから恋人できなんだ。どうしてこんな容姿にうまれてしまったんだろう?両親のせいか?両親のせいにしてはいけない。そんな親不孝なことをしてはいけない。でも両親のせいにしてしまう自分がいる。情けない。容姿のせいだけじゃない。心が情けないから恋人ができないんだ。心が弱いからコンプレックスに囚われるんだ」
と、コンプレックスに囚われているためこんなふうに考えすぎてしまうんです。
1つのことに囚われている。そのためにそれに関連することを考えすぎてしまうんです。
その囚われ状態を緩和する方法として新しい情報を詰め込むという方法があります。
本を読んで情報を詰め込んだり、勉強をして知識を詰め込んだり、オーディオブックを聞いて情報を詰め込んだりする。
そうすれば囚われの緩和が期待できます。
もちろん、囚われ状態が酷いときには容易にその囚われを緩和することはできません。
でも、なにもしないよりは上記で述べたことをしたほうが囚われを緩和できる可能性が高くなります。
なので、とりあえず囚われ状態に陥っている人は上記の方法を実践してみてください。
僕は考えすぎるときよくオーディオブックを聞きます。他の情報収集行動よりも楽に新鮮な情報を得ることができるからです。
考えすぎるときオーディオブックを聞く
おすすめです。
僕がよく利用するオーディオブックサイトです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『君の膵臓をたべたい』などのベストセラー小説のオーディオブックもあります。僕はこのオーディオブックを聞いて泣きました。有名な声優さんたちが本を読んでくれているので普通に読むよりも感動してしまいました。
気楽に情報をゲットしたい人はおすすめです。
もちろん、考えすぎる人にもおすすめです。
防止法3、ストレス解消をする
ストレスが溜まっているとストレス耐性が弱くなります。
ストレス耐性が弱くなるとストレスの原因がすごく気になるようになります。
うるさい音がする⇒気になる。頭が痒い⇒気になる。髪が薄くなった気がする⇒気になる。お腹が少し痛い⇒気になる。
という感じにストレスの原因が気になるようになってしまいんです。
ネガティブな問題が自分の中にあれば当然、それがすごく気になります。
すごく気になれば、それをどうすれば取り除くことができるか考えてしまいます。
ストレスが溜まる⇒ストレスの原因が気になる⇒文句を考えてしまう・解決策を考えてしまう⇒さらにストレスが増大⇒さらにストレスの原因が気になる
という悪循環に陥ってしまう場合もあります。
そうならないためにもストレスを溜めすぎないようにしたほうがいいんです。
運動や趣味を利用して、ストレスを解消しましょう。
特に運動はストレス耐性を高める行為があるので、おすすめです。
でも運動のやりすぎもストレスになったり、ストレス耐性を下げたりするので注意が必要です。
運動することも考えることもやりすぎは良くない
ということです。
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以上、考えすぎ防止法3つを紹介しました。
おわりっ