「幸せなのに…どうして不安や恐怖を感じるんだろう?」幸せ恐怖を感じる4つの理由【幸せ恐怖症】
幸せなとき、不意に恐怖を感じることってありませんか?
どうして恐怖を感じるんだろう?と考えたことありませんか?
それは幸せ恐怖症のせいかもしれませんよ。
今日は幸せ恐怖を感じる理由を紹介したいと思います。
幸せなときに恐怖を感じてしまう理由を知りたい方は記事のつづきをお読みください。
幸せなとき恐怖を感じる理由
理由1、罪の意識がある
「友達を傷つけた」「親不孝をした」「万引きをした」「いじめをした」「浮気をした」
などの過ちを犯した人の中には罪の意識が生じます。普通の人間なら必ず罪悪感が生じます。
心の中に強い罪の意識があるときに幸せを感じると「自分は罪深い人間。そんな自分が幸せを感じる資格があるのか?」と悩みに苛まれます。罪の意識が強ければ強いほど悩みも酷くなります。真面目であればあるほど悩みも酷くなります。
過去にいじめをして他人の人生を台無しにしてしまった男性。
この男性には強い罪の意識があります。でもいじめた相手はもうこの世にいません。どれだけ謝罪したい、罪滅ぼしをしたいと思っても相手がいないのできません。
だからこの男性はずっと強い罪の意識を持っています。
この男性は彼女がいます。
彼女との幸せな一時。そんなとき、この男性は不意に自分の罪を思い出します。そして暗い気持ちになって悩み始めます。
「自分のような罪深い人間が幸せを感じる資格があるのか?資格のない自分がこんな幸せを感じ続ければ天罰が下るのではないか」と悩み、不安と恐怖を感じます。
このように罪の意識があるときに幸せを感じると悩みに苛まれるようになるんです。不安や恐怖にも苛まれるようになるんです。
そんな悩みや恐怖に苛まれないために、一生、幸せとは無縁の生き方をする人もいます。
それだけではなく、幸せとは無縁の生き方をすることは罪滅ぼしと思って不幸な生き方をする人もいます。
いずれにしても強い罪の意識があると幸福恐怖症になりやすくなります。
理由2、大切な人を失ったトラウマ
幸せであればあるほど、その幸せを失ったときの不幸は大きくなる。
これは真理です。
大好きな人との幸せな日々。だが、その大好きな人がある日、突然、交通事故で死んでしまう。
このときに感じる不幸感は尋常ではありません。
この不幸感を経験をしている人は幸せになることに恐怖を感じます。幸せになればまた同じ不幸な思いを経験するかもしれないからです。
その恐怖感があまりに強い人は幸せになることを避けるようになってしまいます。
『もう2度とあんな辛い思いしたくない。だから私は幸せを求めない』
そう考えて幸せにならないような生き方を選ぶようになってしまいます。
そうなってしまうくらい大きな幸せを失ったときのダメージは大きいものなんです。
理由3、自分に自信がない
自分に自信のない人は、ネガティブなことを考えやすくなります。
『自分は普通の人より能力が劣っている。そんな自分が今の幸せを維持できるだろうか?できるとは思えない』
自信のない人はそんなことを考えて不安や恐怖を感じます。自信のない人ほどその不安や恐怖は強くなります。今の幸せが大きいほどその不安や恐怖も大きくなります。
『今の幸せがそんな長く続くとは思えない。きっととんでもない不幸がこの先待っているに違いない。たとえば大切な人が交通事故に遭うとか不治の病に罹るとか』
と、自信のない人は考えてしまう。自信がないほどその考えが現実になるように思えてしまう。その思いが強いほどに不安や恐怖も強く感じてしまう。
以上の理由で自信のない人は幸せ恐怖を感じやすいんです。
理由4、信じやすい
『人生で体験できる幸せの総量と不幸の総量は同じ』という説があります。
これは仮説であって、実証された説ではありません。
それなのにこの説を鵜呑みにしてしまう人がいます。
この説を信じている人は言うまでもなく幸せ恐怖を感じやすくなります。
『今、こんなに幸せなのだからきっとこの幸せと同じくらいの大きさの不幸に遭うかもしれない』
と思って、不安や恐怖を感じてしまいます。信じやすければ信じやすいほとこの不安や恐怖も大きくなっていきます。
世の中にはいろんな説があります。信じやすい人はいちいちその説を信じて、不安や恐怖を感じてしまいます。
おわり