性格の悪い上司の顔が見たくない!と思ったときすべき2つのこと
世の中にはどうしようもないくらい性格の悪い上司がいます。
こちらがどんなに尽くしてもその性格の悪さが直らない上司がいます。
そんな上司のもとで不運にも働くことになってしまった人たち。
そういう人たちはみんな消耗していると思います。
そんな人たちの消耗を少しでも軽減したいと思い、今回の記事を書きました。
少しでも消耗している人のお役に立てたら嬉しいです。
性格の悪い上司の顔が見たくないと思ったときすべきこと
すべきこと1、上司を無理に好かれようとしない
上司を好かれようとすれば努力する必要が生じます。
上司の気にいる言葉を言ったり、上司のために残業をしたり、上司のために必要なものをそろえたり、上司のために朝早く出社したり、上司の愚痴を聞くために酒をいっしょに飲んだりしなければいけなくなります。必要以上に。
少しでも上司に好かれるために。
そんな努力を続けても消耗するだけです。そんな消耗を繰り返していればますます上司のことが嫌いになってしまいます。
そうならないためにも上司に好かれる努力を無理してやらないでください。
そんな無理して努力を続ければ上司を嫌いになるだけでなく、仕事も嫌いになってしまいます。自分を助けてくれない会社の人たちのことも嫌いになってしまいます。自分の努力を褒めてくれない家族のことも嫌いになってしまいます。そんな不毛な努力しかできない自分のことも嫌いになってしまいます。
そうなれば鬱病などの病気になってしまいます。
そうならないためにも無理に上司に好かれる努力をしないでください。上司とはそれなりの付き合いができればいいと思ってください。それができれば不毛な努力の量は減ります。
性格の悪い上司があなたの望むものを与えてくれる確率は極めて低いんです。性悪の悪い人間は自分勝手な生き物なんです。そんな自分勝手な生き物が部下の望むものを与えてくれる確率は宝くじに当る程度の確率でしかありません。
だから性格の悪い上司に好かれる努力の量を増やさないでください。消耗するだけですから。逆に好かれる努力の量を減らしてください。
そうすれば会社に行くのが楽になると思います。
真面目な人は他人に好かれるために頑張ってしまう人が多いです。日本人には真面目な人が多い。つまり、日本人には他人に好かれるために頑張ってしまう人が多いんです。
あなたもその1人だと思うんです。だから無理をしないでください。消耗して鬱病になって辛い人生を送りたくなかったらそんな不毛な努力いますぐやめてください。
健康を損なったらまともに働くこともできなくなってしまいます。そうなればたくさんの人に迷惑をかけます。
そうならないためにも性格の悪い上司のために無駄な努力をして消耗しないでください。楽になるために無駄な努力を減らしてください。
自分が上司のことを好きになる努力も減らしてください。
この努力も消耗するだけだからです。嫌いな人を好きになるのには尋常ではないくらいのエネルギーを必要とします。尋常ではエネルギーを使っても上司のことを好きになれない場合ってあります。
そんなリスキーなことにあなたの貴重なエネルギーを使う過ぎないでください。
上司に使うエネルギー量を減らし自分や家族などに使うエネルギー量を増やしてください。そのほうが人生が充実します。
すべきこと2、自分を責めない
性格の悪い上司は部下をほとんど褒めません。批判したり、侮辱したり、非難したりすることが圧倒的に多いです。
性格の悪い上司は基本的に部下に酷いことしかできないんです。ときに見せる優しさは少しは部下のためになることをしないと幹部たちの自分評が悪くなるから優しくするんです。部下に上司の悪評を幹部に言われたくないから優しくするんです。
あなたを思って優しくするわけではないんです。自分のために部下に優しくするんです。
そんな基本的に部下に酷いことをしかできない上司がいるのに、自分で自分を責めていたのでは心も体も壊れてしまいます。
だから自分を責めるのをやめてください。真面目なあなたは自分を責める必要はないんです。責められる必要があるのは上司であってあなたではないんです。だから自分を責めるのはやめてほしいです。
真面目なあなたは自分を責めることが多いと思います。それをやめるんです。
そんなことを続けていれば確実に病みます。病んでまともに働けなくなります。働けなくなるだけでなく、まともに生きられなくなります。
そうならないためにも自分を責めるのをやめてください。あなたは自分を責める必要はないんです。仕事を真面目にやっているあなたは微塵も悪いところなどないのですから責める必要はないのです。
自分を責めなければならない上司がのうのうと生きているんです。そんな上司がいるのですからあなたが自分を責める必要はないんです。
だから責めるのはやめてください。
そうすれば楽になれます。
自分を責める行為は自己嫌悪を抱きやすくなります。自己嫌悪を抱けばますます自分を責める性質が強くなってしまいます。その性質が強くなれば自分を責める回数が増えます。増えれば自己嫌悪の回数も増えます。増えればますます自分を責めるようになります。
自分を責めているとこんな悪循環に陥ってしまうんです。
だから自分を責めるのをやめてほしいんです。
少しでも楽に生きるために。
人はそういう楽をしてもいいんです。自分を責めないという楽を選んでもいいんです。真面目に生きている人にはそういう資格があるんです。
だから自分を責めないでください。そして楽に生きてください。
性格の悪い上司は打算的です。批判したり、非難したり、怒鳴ったりなどの行為にも打算が働いています。
上司に非難されれば部下は申し訳ないと思います。申し訳ないと思えば自分を責めます。責めれば自己嫌悪を抱き、劣等感を抱き、自信が低下します。自信が低下すると従順になります。
なぜ従順になるのか?
自信が低下すると自分の考えに自信が持てなくなるからです。だから他人の言うことほうが自分の考えより正しいと思ってしまい、他人の意見に従順になってしまうのです。
この従順になるメカニズムを上司は知っていて利用しているのです。従順にすることができればより部下をこき使えるし、幹部に自分の悪評を言われるリスクも低くなるからです。
だから部下をやたら批判したり、叱責したりするんです。部下を従順にするという打算が働いて批判や叱責を繰り返すんです。もちろん、自分のストレス解消という打算もそこには含まれています。
そんなろくでもない上司に責められたあげく、自分で自分を責めていたら救いというものがありません。
必要以上に上司に責められているのですから自分で自分を責める必要はありません。
だから自分を責めるのはやめてください。
アインシュタインは、
「どうして自分を責めるんですか? 他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか」
という名言を残しています。
この言葉は正しいと思うんです。
あなたの場合、必要な量の責めどころか必要以上の量の責めを上司にされているんです。
だから自分で自分を責める必要はまったくないんです。
アインシュタインがあなたを見たら「もう自分のことを責めるのやめなさい」と言うと思います。「その時間を私の本でも読むのに使ってください」と言うと思います。
時間は有限です。自分を必要以上に責めることに時間を使わないください。有効な時間の使い方をしてください。